ピレスロイド中毒の症状:目や鼻への刺激・呼吸障害
蚊取り線香や電気蚊取りなどに含まれるピレスロイドが、
粘膜への刺激になって結膜炎や喘息など、症状の原因になります。
ちなみに、蚊取り線香の場合、煙に成分が含まれているように
錯覚してしまいますが、ピレスロイドは燃焼部分手前で揮発している
目に見えない物体になりますので、中毒原因は煙ではありません。
元々哺乳類には低毒性なものにはなりますので、吸い込み過ぎや
皮膚への直接接触が無ければ、あまり問題になりません。
(しかし、あまりにも大量に晒されると、死亡する事もあります)
なお、ピレスロイドは光や空気酸化によって、すぐに効力を失いますので、
蚊取り線香などはずっと点けていないと効果が薄いとされています。