ボタン型電池の中毒症状:消化管の潰瘍形成や穿孔
ボタン型電池は、食道につまらなければ何事も無く便に出てきますが、
まれに一ヶ所に留まってしまい、放電を起こす事によって食道や胃の粘膜を
火傷のような状態にしてしまう事、または電池が胃の中で壊れて、アルカリ液が
漏れ出す事によって穴を開けてしまう事があります。
使用済みの完全に放電し終わった電池であれば、毒性が無いと言えますが、
まだ使える電池の場合は要注意となります。
変わった例としては、耳の穴や鼻に電池を入れて、鼓膜や鼻の中に穿孔を
起こしてしまった例もあるようです(笑)