ヨウシュヤマゴボウの分布地域:日本各地で雑草化
ヨウシュヤマゴボウの有毒部分:全草(特に根・実)
ヨウシュヤマゴボウの中毒症状:嘔吐・下痢・頻脈・呼吸困難・痙攣
ヨウシュヤマゴボウに含まれるフィトラッカトキシンや
フィトラッキゲニンが刺激となる嘔吐・下痢を初めとして、
神経毒としての神経麻痺・痙攣・意識障害・心臓麻痺など
非常に怖い雑草になります。
よく食用の「山ごぼう」と混同されるが、全く関係が無い植物で
勘違いから食中毒が度々起こってしまっています。
ヨウシュヤマゴボウの色素は服などにつくとなかなか落ちず、
アメリカでは「インクベリー」の異名を持つと共に、ワインなどの
着色料として使われていた時期もありますが、現在ではその毒性から
そういった使われ方はされていません。