炭水化物の働き

 

実は・・・


肉食・または肉食に近い雑食である猫・犬には
炭水化物はさほど重要な栄養素ではありません。

ただ、動物性食品だけでは栄養バランスは崩れてしまいます。
また、炭水化物の摂取源となる食材には食物繊維も
多く含まれている場合が多々あります。

食物繊維は、ペットにとっても重要な成分となりますので、
栄養バランスの改善・または食物繊維の摂取源として
炭水化物食品も取り入れると良いと思います。

 

デンプンには気をつけましょう


炭水化物は植物内に、デンプンもしくは糖質と言う形で存在しています。
そして、デンプンや糖質は唾液や膵液のアミラーゼに分解されて
ブドウ糖となり吸収される訳ですが・・・

デンプンはよく火が通されたものでないと、上手く分解が出来ず
ガスの発生から下痢の原因になる事があります。
デンプン質のものを扱う場合は、よく火を通すようにしましょう。

 

炭水化物も過剰摂取に注意


炭水化物から分解されて得たブドウ糖ですが、
過剰にとった分だけ肝臓に貯め込まれる事になります。
結果、肥満の原因となってしまいますので、
炭水化物の摂りすぎには注意しましょう。

人間のおかしなんてあげたら一発でアウトですからね。

 

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どのビタミンがどれだけ必要でしょうか。