ユズリハの分布地域:本州の福島県以西、四国、九州、沖縄
ユズリハの有毒部分:葉・樹皮
ユズリハの中毒症状:肝障害・麻痺
ユズリハに含まれるダフニクマリンが中毒の原因と言われていますが、
どの成分が中毒の原因なのかは不確実な面が残っています。
ユズリハの中毒は静岡、類似する中毒としてエゾユズリハ中毒が
北海道で報告されていて、重篤なものでは急死も見られています。
ちなみにユズリハの名前は、春になると若葉が出てきて、前年度の葉が
場所を譲るように落ちていく事から名づけられていて、その様子を
「親が子を育てて家が代々続くよう」と言う縁起物に見立てて
正月の飾りなどに使用されているようです。