ワルファリン中毒の症状:全身の出血傾向
殺鼠剤として使われる物質で、ビタミンKの作用を邪魔する事により、
血液が固まらなくなります。
効果が出るまでは3~4日かかりますが、逆に摂取を中止しても
4~5日は効果が続くという特徴を持ちます。
殺鼠剤が作用したネズミは、まず網膜内の出血で目が見えにくくなり、
明るいところに出てくると言われています。
最終的には腹腔内の出血で死亡、同じ事が他の動物でも起こる可能性があります。
ビタミンKとワルファリンの作用は同じ部分で行われる為、
ワルファリン中毒の解毒剤はビタミンKと言うことになります。
大量に投与する事で、競わせて、量で勝つという形をとるのです。