クレゾール含有石鹸の中毒症状:皮膚炎・粘膜刺激・胃腸障害・腎障害
血圧低下・昏睡・痙攣・呼吸困難・死亡
クレゾール石鹸液は2類医薬品として販売されていますが、
現在ではあまり馴染みの無いものかも知れません。
独特のニオイがあり、昔の病院のニオイの元です。
ヘアダイの中などに含まれていたりもします。
よく、「猫よけにクレゾール!」と悪質な人間によって
庭などに撒かれる事件が発生します。
平成8年には、青森の公園で遊んでいた乳幼児が意識混濁や
火傷などを起こした事件があり、この原因が何者かが撒いた
クレゾールでした。
クレゾールは浸透性が強く、皮膚からも吸収され、
飲んだ場合と同様の症状が見られる事があります。
特に猫は感受性が高く、皮膚に付着しただけでも激しい中毒症状を
起こす事があるので、注意が必要です。