メチルキサンチン中毒:嘔吐・利尿・落ち着かない・呼吸増加
運動失調・振るえ・痙攣・不整脈
チョコレート中毒は、主に「テオブロミン」で起こりますが、もう一つの
重要な成分、カフェインでも中毒症状の心配はしなければなりません。
ちなみに、カフェインはメチルキサンチン誘導体と言う種類に属します。
症状としては、「コーヒーを飲むと目が覚める」覚醒作用、おしっこの
回数が増える利尿作用から始まり、それが度を過ぎると不眠・めまい、
更には心臓への負担、興奮状態と副作用が目立ってきます。
大体、犬で1kgあたり150mgのカフェインが中毒を起こすと言われ・・
・コーヒー一杯100mg
・コーラ一杯60mg
・ココア一杯5mg
・板チョコ一枚150mg
くらいの含有量となります。
もちろん、これより少量でも、その子の体質によっては
十分に中毒を起こす可能性はあると言えるでしょう。
ただ、テオブロミンと比べると、現実的ではない数値が並んでいます。