カラスビシャクの分布場所:山地の道端や畑 雑草として存在
カラスビシャクの有毒部分:茎
カラスビシャクの中毒症状:接触性皮膚炎・口腔喉炎症・浮腫・流産
生の状態だとシュウ酸カルシウムが含まれ、触れた部分の
皮膚が炎症を起こし、食べると口や喉が炎症を起こします。
トロロ芋が皮膚に触れると痛痒くなりますが、これはカラスビシャクと
同様にシュウ酸カルシウムが刺さる事によります。
熱を加えると食べる事が可能になり、半夏湯(はんげとう)、
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)といった漢方として、
嘔吐を抑える効能が期待される事もあります。