イヌサフランの有毒部分:塊茎・根茎・種子
イヌサフランの中毒症状:目に入る事による失明・嘔吐・下痢・呼吸困難
口腔内、喉の灼熱感・皮膚知覚減退・腎不全
ヒ素中毒に良く似た中毒症状が見られます(汗)
食べてから2~5時間ほどで口・喉の灼熱感や発熱、嘔吐、下痢などが見られ、
呼吸困難から死亡してしまう事もある恐ろしい植物となります。
原因はコルヒチンという物質で、例えば種を食べてしまった場合は
数グラムだけで致死量になる事もあります。
解毒剤は無い為、対症療法のみでの治療に。
人間の方では、サフランによく似ている為に間違えて、
スパイスや鎮静・鎮痛・通経薬にサフランを利用しようとして
服用してしまう事が多いと言われています。
園芸用として普通に育てる事のある花になりますので、
室内で育てたり、あるいは球根を放置したりしないよう注意しましょう。