イラクサの分布地域:関東以南
イラクサの有毒部分:葉・茎の刺毛
イラクサの中毒症状:皮膚接触による痛み・かぶれ・炎症
食べる事による口腔内灼熱感・流涎(よだれ)・
嘔吐・筋力低下・ふるえ・呼吸困難・徐脈
葉や茎の部分には毛のようなトゲがあり、その部分には
アセチルコリンやヒスタミンが含まれている袋があります。
その袋が破れて皮膚にアセチルコリンやヒスタミンがくっつくと・・
痛いし腫れるしで、大変な目に合うかも知れません。
また、元々この二つの物質は体で作られている物になりますが、
一度に大量に摂取する事で上記のような症状を示す場合もあります。
日本では関東以南に生えている草となりますが、奈良にあるイラクサは
鹿による食害を防ぐ為、イラクサ自身が進化をして「より毒を持つトゲ」
を持つようになったと言われています。その間1200年^^;
トゲの量は他のイラクサに比べ50倍以上と多いそうな・・(汗)勘弁です。
なお、蕁麻疹(じんましん)と言う病気をご存知だと思いますが、
これはイラクサ(蕁麻)に触れると発疹が出来る事から、その名前が
付けられたと言われています。なるほど^^