ウマノアシガタの分布地域:北海道~南西諸島まで。多年草
ウマノアシガタの有毒部分:全草(特に樹液)
ウマノアシガタの中毒症状:皮膚刺激・口腔内灼熱感・流涎
下痢・胃腸炎・幻覚・中枢神経麻痺・心停止
ウマノアシガタによる、犬の中毒は聞いた事が無いのですが、
草の少ない早春に放牧した牛が、止むを得ず食べたウマノアシガタで
起こした中毒症状が数々報告されています。
原因物質はプロトアネモニンで、キンポウゲ科の植物に多く含まれます。
海外では、他のキンポウゲで犬が強い蕁麻疹を起こしたという報告もあり、
やはり犬でも注意が必要かも知れません。
ちなみに、名前の「ウマノアシガタ」ですが、どう見ても
写真では馬の足型に見えないという特徴があります(笑)
「ロゼットの形が似ているからだ!」とか「鳥の足型の誤りだ!」とか
色々な意見がありますが、真偽の程は分かりません^^;