ウルシの有毒部分:乳液
ウルシの中毒症状:皮膚のかぶれ・炎症
アレルギー性接触性皮膚炎を起こしやすい事で、非常に有名な
ウルシですが、その原因成分は乳液に含まれるウルシオール。
何だか単純な名前で笑ってしまいますが、これに触れてしまうと
酷い皮膚炎を起こす原因になってしまいます。
むしろ、ウルシのアレルギーを持っている人や動物の場合、
ウルシの近くを通るだけでもアレルギーが出てくる事もあります(汗)
また、山火事などが起きてウルシの木が燃えた場合、
その煙を吸い込んでも気管支や肺の中がかぶれ、呼吸困難に
なる為、大変危険な植物でしょう。
ちなみに、ウルシかぶれになった際の治療法はありません。
触って掻いてしまうと、全身に広がってしまう可能性もあります。