トウゴマの有毒部分:種子
トウゴマの中毒症状:嘔吐・下痢・発熱・呼吸困難・発汗
肺水腫・チアノーゼ・血圧降下
トウゴマの種子にはヒマシ油と言う油が40~60%含まれ、これは
昔から便秘薬として使われてきた成分になります。
つまり、摂食する事で下痢の原因になるでしょう。
また、種子には更にリシンという猛毒タンパク質が含まれます。
これは、戦時中に毒ガスとして使われた事もあるような物質で、
経口・非経口で作用、体でタンパク質を合成出来なくします。
つまり、生きていけなくなります。
致死量を吸い込む、あるいは摂取する事で中毒症状が現れ、
呼吸困難・発熱・咳や吐き気から始まり、肺がやられ、
酸欠状態になり死亡する恐ろしい中毒です。