煮干はイワシを干しただけのもの。
でも、煮干には隠れた危険があったりします。
非常に無防備な食材
煮干は非常に酸化しやすい食材です。
干す工程で酸化され、運ぶ時にも酸化され、売られている時にも
酸化され、家でも酸化して・・・
酸化すると体に悪い物質になるだけでなく、
味や質ももちろん低下してしまいます。
酸化させないために
酸化防止剤を使います。
BHAが一番多く使われるようですね。
でも、これだけ強力な酸化防止剤を使っても、
酸化は完全に止める事は出来ません。
流通している最中の煮干は冷凍保存で運ばれているそうです。
少しでも酸化を少なくするために・・・です。
無添加の煮干ってどうなの?
無添加では、酸化が製造工程の段階でかなり進みます。
どんなやり方をしても、酸化を止めるのは難しいようです。
つまり、無添加の煮干のほとんどは、酸化の進んだ体によくない
おいしくない煮干か、無添加が嘘と言うことに・・・
変色したら手遅れ
少しでも変色したら、それは酸化の最終段階です。
煮干の場合、購入してから数日で変色してしまう事もあるようです。
無添加で、更に酸化を防ぐための方法は
現段階では無酸素状態での包装しか無いようです。
築地ではこの販売を行っている業者もあるそうですが、
それでも年に4~5回くらいの販売しか出来ないそうです。
酸化した煮干を食べると?
簡単に言いますと、老けやすくなり癌になりやすくなります。
猫の場合黄色脂肪症の原因にもなります。
与える時はビタミンEその他の抗酸化物質と一緒に
摂取させるようにしましょうね。