ペットフード大リコールその1では、事件の大体の内容に
ついて、お話させて頂きました。
続いてはその2、「国とメーカーの対応について」、
わたくしビーグル獣医と一緒に追ってまいりましょう~。
結構唖然とする対応が多いです。
あんなに犬・猫が亡くなったのに、良心が無いですねぇ。
まずは気になる中国の対応
「我々はおよそ15年間、メラミン飼料の生産を行っている。」
「顧客からは好意的な反応を受けてきた」
「適当な量のメラミンを使っても動物は傷つけない」
「弊社製品は非常に安全であり、間違いない」
中国の金儲け主義が丸分かりの回答をありがとうございます(毒)
全く・・呆れて言葉も出ませんが、メラミンが好意的というのは
おそらく「見せ掛けのタンパク質含有量」に踊らされているだけだと
思われますし、適当な量じゃないから傷つけた訳でして・・
全く同情の余地の無い回答に開いた口が塞がりません(汗)
ちなみに、同じようなモラルの無さで、人間の方でも
悪質な粉ミルクメラミン混入事件を起こしていて、
乳幼児が多数死亡しました。
本当にもう止めて欲しいです。
各メーカーの対応 ヒルズ編
いつもはお勧めするサイエンスダイエットで有名、ヒルズですが、
この時はさすがのビーグル獣医もイラッとしました。
3月19日、メラミン混入事件が起こってから3日目の段階で書かれた、
ヒルズホームページ上のリコール関連記事を削除。
早すぎる削除に、ネット上でお祭り騒ぎに(汗)
実際は消されていた訳では無いのですが、どのページからも
アクセス出来ないような状態でしたので、同じ事ですね(苦笑)
ちなみに、ヒルズ側の言い分としては↓
「ページを見ている人がいないと思ったから消した。隠蔽じゃないっす」
おいおい・・まだ事件三日目で、リコール真っ最中ですよ?
ちょっとオツムが弱いようです(苦笑)
各メーカーの対応 ナチュラルバランス
最初は「うちはライスプロテイン使ってないっす」と
関係が無い事を主張していましたが、後々リコールが進むにつれ、
何故か、関係の無いこの会社の商品が対象に(苦笑)
事件がきっかけで、原材料名の嘘が発覚することとなりました。
もうリコール以前の問題だと思います^^;