今は法律も出来て、規制がかけられ始めたペットフードですが
以前は何も法的規制の無い状態で野放し状態だった日本(汗)
そんな日本の中で、ペットフードの安全を提唱し、ジワジワと
頑張っていた組織、ペットフード取引協議会ですが、その協議会が
2008年に「ペットフードを買ってみよう。で、おかしな所を見つけよう」と
いった内容の会合を北海道・旭川で開きました^^;
対象となったのは、ドッグフード46件とキャットフード32件。
結果、「公正競争規約に違反する表示」はそれぞれ3つずつ。
そして、「薬事法に抵触する疑い」は4つずつ見つかったようです(汗)
一体どんな表示不足、あるいは表示違反をしていたのでしょう。
公正競争規約に違反する疑い
どうして販売する前に気付かないの!?と言う内容ですが、
もしかすると確信犯かも知れません「競争規約に違反する疑い」。
要は・・・・
・原産国名抜け
・給与方法・成分記載無し
・事業者の名称無し
といった、基本的過ぎる内容での引っかかりです(苦笑)
きっと彼らは「うなぎ」としか書いていない原産国不明のうなぎを
2000円で買える人たちなのかも知れません^^;
薬事法違反と思われる表示
「あ!この宣伝文句見たことある!!」と、ついつい言ってしまいそうな
くらい、当たり前に使われている言葉が引っかかりました^^;
確かに言われてみれば・・・うん、違反してそうです(汗)
・体脂肪燃焼
・おいしく噛んで歯垢を防ぐ
・便の状態を改善
・血糖値の急激な上昇を和らげ
・血糖値の安定
・脂肪の燃焼を助ける
・○○○により、大幅な改善が見られました
・免疫力を助ける
などなど、つまりは「こうなります!」と断言しちゃってる系ですね~。
しかしまあ、昔と比べて本当に厳しくなったものです^^;
検査会のその後
検査会の後は、当然その業者に連絡を入れて「ちゃんとしてね」と
優しく指導し、基本的には改善の対応をとって貰ったようです。
・・・が!!
一社については、複数回にわたり通知を提出するも、会社が
行方不明により対応を断念する事になったようで・・・
そんな短期間で?いや、もしかして・・ブルブル・・