肥満対策(糖尿病予防・改善)

 

ポイント
【肥満対策・糖尿病の予防】
→肥満は現在かなり増加傾向
→肥満は糖尿病の原因に
→適度な運動を心がける
→炭水化物の摂取を減らす
【糖尿病の改善】
→急激に血糖値が上がるような食材は避ける
→糖質・脂質の代謝補助作用を持つ食材
→食物繊維の多い食材を

 

おすすめの食材
米、ジャガイモなどの炭水化物以外のエネルギー源
食物繊維を含む野菜、海草類、豆類、こんにゃくシイタケなどの食品
しかし基本はカロリー低めのバランスの良い食事と適度な運動を行う事

 

肥満は現在かなり増加傾向


増えていますね~、ペットの肥満。
見た目の可愛さとは裏腹に、もちろん不健康です。

普通のドライフード・缶詰で調整しようとした場合、
量を減らすとバランスが崩れてしまいますので
運動量を増やす事による調整しか出来ません。

肥満対策のフードに切り替えるか、または調整がいくらでも可能な
手作りご飯への切り替えが薦められます。

 

肥満は糖尿病の原因に


糖尿病は、何らかの原因でインシュリン不足になる病気です。

肥満になると、インシュリンの必要量が増えます。
インシュリンは糖分を細胞に吸収させる物質です。
余計にエネルギーを摂取しているので当たり前ですね~。

そして、インシュリンを出す膵臓はひたすらフル回転で働きます。
膵臓が疲労すると、インシュリンが作られなくなってきます。

また、高インシュリン血症は、インシュリンを受け止める側にも
障害を示す事がありますので、受け止める装置が少なくなり、
更にインシュリンを増やして・・・・・と悪循環の原因になります。

こうした悪循環が原因で、肥満は糖尿病の発生率を高めてしまうのです。

 

適度な運動を心がける


摂取したエネルギーをしっかりと使えれば、肥満は起こりません。
また、筋肉をつける事で基礎代謝が上がりますので、
これも肥満の防止に効果的です。

更に適度な運動はインシュリンの生産を
安定させる作用
もあります。

 

炭水化物の摂取を減らす


炭水化物は肥満の原因になりやすいです。
特に既に肥満傾向がある場合は、炭水化物の量を減らして
低カロリーを心がけるようにしましょう。

 

急激に血糖値が上がるような食材は避ける


当たり前ですが、人間のお菓子などはダメです。
最近ではペットブームに乗っただけの、「ペット用クッキー」と
謳いつつも糖分が過剰に含まれるものもあります
ので注意しましょう。

 

糖質・脂質の代謝補助作用を持つ食材


海草類は、基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの材料となる
ヨウ素を多く含みます。
次項に挙げる、食物繊維も豊富に含まれますので効果的ですね。

代謝を高めるような食材を使用することで、減量の助け・
または肥満の防止につながります。
もちろん肝臓を強くすることも、代謝に関して有効です。

 

食物繊維の多い食材を


水溶性の食物繊維は、粘性がある為ゆっくりと腸内食物が移動し、
グルコースがゆっくりと吸収される為、急激な血糖値の上昇を
防ぐ働きがあります。

また、不溶性の食物繊維は悪玉コレステロールなどを
吸着して押し流してくれますので、体にとって良い影響を与えます。
どちらにしても摂取させたい栄養素となりますね。

しいたけ・海草などの食物繊維の多い食材を加えてあげましょう。