肉を処理してみましょう

 

肉・魚の処理には色々と注意が必要です。
私は肉については代替タンパク(魚・豆など)を推奨しますが、
もし使う場合は最低限の知識は身に付けて調理してあげましょう。
(→理由。本当の意味で無添加ならば推奨します)

 

牛肉・馬肉


牛肉・馬肉は生で与えられます。
ただし、それはあくまで出荷時点での事です。

生肉は全て、細菌の運搬物と考えてください。
つまり、人間の手を介して、またはまな板など調理器具を
介して、細菌が運ばれてしまう可能性があります。

まず、調理する人間が手洗い・消毒をしっかりする事。
調理器具はしっかりと洗い、出来ればこれも消毒する事。
その上で生肉は与えるようにすると良いでしょう。

特に大きな肉を買い、切り分けて何回か使用している場合は
それを切った段階で細菌が付いてしまえば、例え冷蔵庫でも
徐々に細菌は増殖してしまうので注意しましょうね。

 

豚肉


生の豚肉はトキソプラズマ(寄生虫)感染の可能性がありますので注意。
ただ、トキソプラズマは熱に弱いので、熱を加えると簡単に倒せます。
基本的によく茹でて与えるようにしましょう。

でも生の豚肉を切った包丁やまな板で、他の野菜を切って
そのまま加えてしまっては意味が無いので気をつけましょう。

 

鶏肉


これも生で与える事が出来ます。
鳥の骨が問題視される事が多いですが、特に
生の鳥の骨は表面が滑らかな為、心配ありません。

生の鶏肉は人間に関して、カンピロバクターなど
感染源となりますので、ペット用に調理した後は
しっかりとまな板や包丁を洗うようにしましょうね。

 


魚は新鮮さが命となります。
新鮮でなくなった魚は酸化物を含んでしまう事がありますので、
若干でも不安がある場合は抗酸化物質と一緒に摂らせましょう。
(ビタミンEを含む食品など)

大きな魚ほど、環境汚染の影響を強く受けている可能性が
高くなりますので、出来るだけ食物連鎖下位の魚を、
また、内臓などは与えないようにすると良いでしょう。

ただし、汚染を受けづらい沖に住む魚やきれいな川に
住む大きな魚は例外となります。

以上を総合して考えると、サケ・マスなどの川の魚(天然物)、
マグロなど沖の海深くに住む魚、食物連鎖下位のイワシやニシン
その他小魚などを使用すると良いですね。

 

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ペットの特徴を分かってあげましょう。
突然の変化にはあまりついてこれません。