騙されるな!着色料

 

人間界でも色々と問題視されている着色料。
ドッグフードやキャットフード、おやつに使われる事の多い
着色料を中心に、個別にお話していきましょう。

ちなみに「天然着色料なので安心!」のように書かれる事が
ありますが、天然だから安心だとは言い切れません。
原料は合成が石油、天然が植物なので安全に見えるんですけどね^^;
要は成分を重要視するって事です(汗)

 

赤色2号


赤色に着色出来る合成着色料で、人間だとイチゴシロップや
ゼリーの着色に使われています。工業製品の着色にも。

アメリカでは食品の使用が禁止されていて、発ガン性、
妊娠率の低下に蕁麻疹の危険があると言われています。

 

赤色3号


エリスロシンと呼ばれる赤色の合成着色料。
人間だと洋菓子・かまぼこ・漬物への使用が多いですが、
アメリカやドイツ・ポーランドで食品への使用が禁止されています。

ラットの実験では赤血球の数が減少、ヘモグロビンも
減ってしまったと言うデータがあります。

 

赤色40号


アルラレッドACと呼ばれる、赤色の合成着色料。
人間では清涼飲料水や駄菓子などに使用されます。
発ガン性の可能性あり。

 

赤色102号


ニューコクシンと呼ばれる赤色の合成着色料。
人間では洋菓子やソーセージ、漬物へ使用されています。
既にカナダ・ベルギー・アメリカでは食品への使用が禁止されていて、
蕁麻疹をよく起こしてしまう事があります。

ラットの実験では赤血球が減ってしまったり、心臓や肝臓が
体重に比べて大きくなってしまうなどの結果も。

 

赤色104号


フロキシンと呼ばれる、桃色に着色出来る合成着色料。
人間ではでんぶやソーセージ、和菓子などに使用されます。
発ガン性の可能性あり。

 

赤色105号


ローズベンガルと呼ばれる、赤色に着色出来る合成着色料。
ソーセージ、和洋菓子、焼菓子などに使用されます。
ラットによる試験では、食欲低下・成長力低下、肝数値の
上昇が見られたと言うデータがあります。

 

赤色106号


アシッドレッドと呼ばれる赤色に着色出来る合成着色料。
試薬や食品添加物に使われますが、使用が認められているのは
日本だけになります。
発ガン性の報告あり。

 

黄色4号


タートラジンと呼ばれる黄色に着色出来る合成着色料。
ゼリーやシロップなどに使われ、非常にたくさんの食品へ
使用されている着色料となります。

合成保存料の安息香酸ナトリウムと同時に摂取した際の
注意欠陥・多動性障害との関連が怪しまれていて、
現段階では「影響するかも知れないので注意が必要」とされています。

 

黄色5号


サンセットイエローFCFと呼ばれる橙色に着色出来る合成着色料。
菓子や清涼飲料水への使用が多く、アメリカやEUでも使用が許可されて
いますが、健康に悪影響を及ぼすかどうかはまだ不明な点が多いです。

現段階では毒性試験で、発ガン性は確認されておらず、
長期毒性・短期毒性共に認められていません。

 

緑色3号


ファストグリーンFCFと呼ばれる、緑色に着色出来る合成着色料。
菓子や清涼飲料水への使用が多いです。
EUでは現在許可されていませんが、現在のところ発ガン性は
認められておらず、長期毒性・短期毒性共に認められていません。

 

青色1号


ブリリアントブルーFCFと呼ばれる、青色に着色出来る合成着色料。
菓子・ジュースなどに使用され、全世界ほとんどで使用可能。
発ガン性リスクも低レベル。

 

青色2号


インジゴカルミンと呼ばれる、紫がかった青色に着色出来る合成着色料。
チョコレートや和菓子などへの使用が多いです。
一部の研究者が発癌性、アレルギー性、遺伝子損傷性を報告しています