トチノキの有毒部分:種子・樹皮
トチノキの中毒症状:下痢・胃腸炎・脱水・電解質の不均衡
トチノキに含まれるサポニンが、消化器症状の原因になります。
種は昔、渋抜きして食用にされ、山村で主食として活躍していた
時期もありまして、特に飢饉の時に重宝されました。
現在でも「栃餅」として、トチノキの実ともち米で作った
おみやげが販売されています。
ちなみに、トチノキに含まれる成分としてエスクリンがありますが、
こちらについては、現在紫外線を防ぐクリーム化などで
注目を集めているそうです。
また、実験分野でも胆汁エスクリン培地として活躍中です^^