パーマ液の中毒症状:嘔吐・下痢・腎障害・難聴・メトヘモグロビン血症
パーマ液の第一液は、弱アルカリ性で刺激も少なく、間違えて飲んでも
そこまでの問題にはなりづらいですが、危険なのは第二液。
第一液と比較して、明らかに毒性が高い臭素酸カリウムや臭素酸ナトリウムが
入っていて、誤飲により激しい嘔吐や痛み、下痢などが起こります。
また、誤飲してから2,3日経ってから、おしっこが出なくなってしまうなどの
腎臓の障害が起こったり、耳が聞こえなくなる事もあるようです。
腎障害の原因は強力な酸化作用で、パーマ液に含まれる臭素酸塩が
腎臓や中枢神経を特に攻撃する事で起こります。
酸化作用では、他に赤血球のヘモグロビンも酸化されてしまい、
メトヘモグロビン血症と言う、貧血のような状態になったりもします。