キョウチクトウ

 

キョウチクトウの分布地域:高速道路脇や街路樹

キョウチクトウの有毒部分:樹皮・根・葉・枝

キョウチクトウの中毒症状:皮膚かぶれ・口腔内の痛み・
嘔吐・下痢・腹痛・徐脈・不整脈

乾燥や大気汚染に強く、街路樹などに利用されるキョウチクトウ。
防御物質=中毒物質が強力な為、食害する昆虫も少ないと言う
何だかデンジャラスな植物になります(汗)

実際に起こった人間の事件としては↓

・広島で枝を箸代わりに使用して死亡
・フランスで串焼きの串に利用して死亡
・オーストラリアで数家族がバーベキューの串に使用。11人中10人死亡。

などなど、非常に恐ろしい毒を持っています。

中毒成分はオレアンドリンなどの強心配糖体。
心不全に対して使う事は出来ますが、それ以上に毒性が強い為
強心剤としての使用も難しい物質となります。

ほとんどの嘔吐・下痢・腹痛は特徴的な所見とはならずに
急死してから気付く事が多いと言われる状況。危険です^^;

 

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