約20kcal(100g)
鉄、カロチン、ビタミンC、B1、B2、カルシウム、マグネシウム、銅
・貧血の予防
・骨の強化
・皮膚・粘膜の保全
・癌の予防
ほうれん草の使用は少し注意があります。
非常にアクの強い野菜ですよね。
このアクにはシュウ酸が含まれます。
シュウ酸は結石の原因となりますので、
とらせないようにしなくてはいけません。
それには茹でて、水にさらす事が必要となります。
また、シュウ酸は米のとぎ汁や米ぬかを使用することで、
より効果的に除去する事が可能です。
茹ですぎるとせっかくのビタミンCまで逃げてしまうので注意しましょう。
ほうれん草には鉄分が豊富に含まれ、その吸収を助けるビタミンCも
含まれるため、貧血の予防に役立ちます。
また、カルシウム・マグネシウムが骨を健全に保ち、
カロチンとビタミンCは抗癌作用があります。
ビタミンCはビタミンEと一緒にとる事によって、抗酸化作用が
強く発揮されますので、ゴマと一緒に摂取させるのは効果的でしょうね。
「ほうれん草のゴマ和え」はなかなか奥が深いかもしれません。
カロチンは油と一緒に摂取する事で吸収率がアップしますので、
少量の油と一緒に与えると良いでしょう。
ちなみに冬のほうれん草は夏物の3倍近くビタミンCが含まれます。